【syowriting×農業】2019.10-芋掘り

【syowriting×農業】2019.10-芋掘り

季節はずれの台風で、前夜までお天気が危ぶまれるなか、
当日は想像以上の晴れ!
暑いぐらいの気候の中で【syowriting×農業 第一弾】を実施することができました!!!

第一弾として設定したのは、芋掘り。

「作文教室のお楽しみイベント」ではありません。
ただ芋掘りをするだけなら、農業公園にでも行けばいいのです。
なぜ、syowritingが芋掘りを企画するのか?
五感を使って「伝える力」をトレーニングするという趣旨のもと、
満員御礼 10名の小学生が集まってくれました!

・まだまだ残っている「原風景」に身をおくこと
・「売られている状態」ではない「真の姿」を目で確認すること
・実際に自分で収穫してみること
・農家と触れ合うこと
・五感で感じとったことを感想として、その場ですぐにシェアすること
・さらに、少し時間を置いて自分自身でまとめること
・まとめたものは提出し、添削してもらうことで、書く力のスキルアップも目指すこと

これらのトータルトレーニングをパッケージ化したものが
【syowriting×農業】です。

また、このパッケージの中には
意図的に「中学受験」「大学受験」を意識した内容も取り込んでいます。
例えば今回の芋掘りであれば、
理科のジャガイモの単元で出てくる比較対象としてのサツマイモについて
目で、肌で感じることによって、
テキストの中の話を、一気に「自分のもの」に引き込むことができます。
それができれば、単なる「暗記」ではなく「体験」として記憶に刻まれるのです。

【syowriting×農業】のフィールドは、兵庫県丹波篠山市。
現地集合にお集まりいただき、
まずは自己紹介でアイスブレイク。

直後、お世話になる農家さんから
「今日掘るサツマイモの前に並んで!」との指示。
芋掘りをしたことはあっても
予め「掘りやすい」ようにツルが処理されていたり、
芋掘り自体が初めてというケースもあったり・・・
え?!え!?っとなりながらも、
全員正しい場所に並ぶことができました。

保護者様がホッとしたのも束の間、今度は
「サトイモの前に立ってごらん!」との指示が飛びました。
サトイモなんて・・・見たことあった保護者様も少なかったようで(笑)
えーーーの声がちらほらと。。。

なんとか全員がサトイモの前に整列できたところで、
本日の学びのひとつ、聞き取り調査の始まりです。
今回は、予めフィールドノートを用意し、
それに書き込んでいく形のワークを行いました。

話を聞きながらメモを取る
一見単純な作業ですが、やってみると想像以上に難しいものです。
でもこのスキルは、正直・・・一生モノです。
今のうちから身につけておくことで、
大学生になっても社会人になっても、大いに役立ちます。

聞き取り調査の中身には、
講師と農家さんが相談して意図的に組み込んだ
理科社会を肌で理解するための内容も入っています。

そしていよいよ、芋掘り。
その方法を聞いてから、実際にチャレンジです。
これが意外と難しい・・・!笑

お子様たちのイメージは、いわゆる「芋づる」なので
茎を根本から引っこ抜けば
枝分かれして繋がったサツマイモがスルスルついてくる・・・
でも実際は、畝の端っこまで根は広がり、
イメージとは大違い。。。
芋の皮を傷つけないように掘り起こし抜き出すことの難しさを
身をもって体験されたことでしょう。

この日はサプライズで
サトイモの収穫体験もさせていただきました。

体験後記として作文の提出宿題も、
これだけの体験の後であれば書けること・書きたいこともたくさんあるはず!

フィールドに出なければわからないことは、たくさんあります。
その場に出るチャンスをつかめるか、つかめないか。
違いはそれだけです。
syowritingは、作文教室ではありません。
作文のレッスンもしていますが・・・
それはあくまでも「伝える力」のひとつとして。

お子様の「伝える力」を、様々な角度からトレーニングしていきます!

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